教室などでルンバを習った後、「ルンバの曲でもっと踊りたいけど、どんな曲があるんだろう?」と思うことがあるかと思います。そこで筆者がおすすめするルンバの曲をご紹介できればと思います。
筆者が社交ダンスのルンバでおすすめするお気に入りの楽曲は下記の10種です。
- Just The Way You Are
- Thinking Out Loud
- A Whole New World
- Every Step
- Ain't That Just the Way
- The Ocean
- Unforgiven
- Stay With Me
- Rather Be
- You Raise Me Up
この中で聞いたことがある楽曲はありますでしょうか?実はグラミー賞をとった歌手のルンバアレンジ楽曲やディズニーの楽曲もあったりします。
本記事ではすぐダンスで使える筆者おすすめのルンバ曲の再生リスト紹介や各楽曲のおすすめポイント、ルンバの特徴やルンバの基本ステップの紹介をします。基本ステップでは各技ごとに気をつけるべきポイントを解説しています。
本記事のテーマ
- 社交ダンスのルンバの曲おすすめリスト
- 社交ダンスのルンバの曲10選をおすすめポイントと共に紹介します
- 社交ダンスのルンバの曲の特徴や探し方を解説します
- ルンバは大人っぽく緩急を魅せる動きが特徴のダンス!
- 社交ダンスのルンバの曲まとめ
この記事の信頼性
社交ダンス歴13年の32歳で現在はJBDFアマチュアスタンダードB級、ラテンB級で実際に競技会などにも出場している現役の社交ダンサーです!
ルンバはゆったりとした楽曲が多い種目ですよね?ルンバは感情的に歌われている曲が好きです。特にちょっと感傷的で泣きそうなる曲だともっといいです。
筆者自身のそういった感傷的になれたり、グッとくるような曲があるため、その曲をご紹介します。各楽曲のおすすめポイントや、ルンバをより好きになっていただけるようにルンバのことを詳しく解説していきます。
そして、自分でもお気に入りの曲がルンバで使えるかどうかチェックできるように曲の特徴や探し方を解説します。
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目次
社交ダンスのルンバの曲おすすめリスト公開!
筆者がおすすめしたいYouTubeのルンバ曲の楽曲リストをご紹介します。
おすすめの再生リストには筆者自身が何回もリピートしたくなるルンバ曲を10曲をまとめています。このリストに入っている楽曲を聴いていただくだけで、センチメンタルな気持ちでルンバを踊っていただけると思います。
具体的に再生リストの中にはブルーノ・マーズの曲をカバーした「Just The Way You Are」やディズニーでおなじみの「アラジン」の主題歌になっている「A Whole New World」などが入っています。
実はこういった有名曲がもともとルンバのリズムになっていたり、ルンバで踊れるように編集されたりしています。「Just The Way You Are」はルンバを踊るために編集された曲で、「Ain't That Just the Way」はもともとルンバを踊れるリズムの曲です。
他にも女性ボーカルと時計の刻む音が特徴的な「Every Step」やすごく感傷的な感情にしてくれる曲「You Raise Me Up」などがあります。
基本的にご紹介しているYouTubeの再生リストの曲はダンスが踊れるくらいのスピードの曲を選んでおります。なので、もし気に入った曲があればそれを聴きながらぜひ踊ってみてください。ただちょっと早い曲もあるので注意してください。
社交ダンスのルンバ曲10選をおすすめポイントと共に紹介
再生リストに入っているルンバを1曲ずつおすすめポイントとともに紹介してまいります。
Just The Way You Are
▼おすすめポイント
最初の入り方からサビに行く流れが切ない感じが出ていて感傷的になれる
一度は聞いたことがあるかと思います。2010年にブルーノ・マーズがリリースした楽曲です。歌詞が直線的な恋愛感情を歌われているところもあり、結婚式でもよく使われる曲です。
少し話がずれますが、このように社交ダンスでも世間で流行った曲などを取り入れています。なので、踊っていると、「あ、こんな曲も社交ダンスで踊れるんだ」と思う曲がたまに出てきます。
なので、自分が好きな曲が社交ダンスで踊れないかを探してみるのもまた楽しみの一つだと思います。
Thinking Out Loud
▼おすすめポイント
落ち着いた雰囲気で歌われる中でゆったりと中で大人の踊りができる
エド・シーランが歌う2014年にリリースされた楽曲です。歌詞としては「Just The Way You Are」と同じように直線的な恋愛感情を歌った曲です。こちらも結婚式でよく使われる曲です。
このように恋愛感情を歌った曲がルンバで使われるのは、ルンバが男女の恋愛関係を表現する種目でもあるためと考えられます。
A Whole New World
▼おすすめポイント
よく知っている曲なので鼻歌を歌いながら踊ることができる
ディズニー映画、アラジンで有名な楽曲です。ダンスは踊るとともに曲を口ずさむことでより世界観を作ることができます。なので、そのチャレンジ楽曲としてはとても使いやすい1曲だと思います。盛り上がりの部分もちゃんとあるので感情的に踊りやすいと思います。
Every Step
▼おすすめポイント
女性の切なく歌う歌声が感傷的になれ、大サビでその気持ちを最高潮まで持ってこれるところが良い
2006年にリリースされた楽曲です。時計が時間を刻む音とオルゴールの音がとても優しく耳に残ります。また、それらがさらに切なさを強くしてくれている要因になっています。筆者としては一番好きな楽曲で、学生時代の優勝した人が踊る踊りでも使ったことがあります。
Ain't That Just the Way
▼おすすめポイント
力強く歌う女性アーティストのリズムに乗って踊れるところが良い
1997年にリリースされた楽曲です。これは原曲自体がルンバで使える速度、カウントをしている曲です。ルンバだけでなくクイックステップアレンジをされている楽曲なのでそちらでも聞くことがあるかもしれません。
The Ocean
▼おすすめポイント
女性の切ない声とピアノだけで奏でる旋律がとてもセンチメタルにさせてくれる
2016年リリースされたMike Perryの楽曲です。これも恋人にもっとそばにいて欲しいと歌うため、とても男女の恋愛感情が見える、ルンバらしい楽曲です。
Unforgiven
▼おすすめポイント
通常メロディからサビへの盛り上がり方がよく感情が動かされやすい
これは先ほど紹介した「Every Step」と同じグループ「Sweet box」が歌っている楽曲です。「Every Step」と異なりこちらの方がラフに聞ける曲調になっています。
Stay With Me
▼おすすめポイント
男性が声高く切なく歌い上げるところがすごく感傷的になれる
2014年にリリースされたグラミー賞歌手のサム・スミスが歌っている曲のルンバアレンジです。サビのところの合唱もまた盛り上がりをしっかり作ってくれて、ノリノリで踊ることができます。
Rather Be
▼おすすめポイント
テクノアレンジとピアノの融合でルンバっぽくアレンジされてて感情的に踊れる
2014年にリリースされた曲です。原曲はもっとテクノアレンジが強く、あまりルンバっぽくありません。しかしそれをうまく編曲することで、ルンバらしい曲を実現してすごく踊りやすいです。実は原曲のPVの撮影は日本で行なわれており、日本人女優の安部春香が主演をつとめています。
原曲であればチャチャチャでも踊ることができる曲です。原曲は以下の動画になります。
You Raise Me Up
▼おすすめポイント
「あなたがいれば私は強くなれる」というお互いの支え合う関係を歌う歌詞とサビの盛り上がりがとてもよく、すごく感情的に踊れる1曲
この曲も筆者が大好きな曲の一つです。筆者と奥さんの結婚式で踊った思い出の曲です。切なさというよりかはお互いがいれば、強くなれるという支え合う関係性を歌った曲がルンバの男女関係を表す上でも、ともてマッチしています。
この曲は若干カウントが取りづらいところがあるので注意して踊ってもらえればと思います。
社交ダンスルンバの曲の特徴と自分で探す方法を紹介
社交ダンスのルンバに使用できるおすすめの曲を紹介してきました。もし、「自分の好きな曲がルンバで踊れるかな?」となった時に、ルンバで使えるかどうか、またルンバの曲を自分でも探せるようルンバ曲の特徴と調べ方を紹介します。
社交ダンスルンバ曲の特徴
ルンバはゆっくりとした4/4拍子の曲です。そして、小節数は1分あたり25〜27小節、テンポ(BPM)は1分あたり100〜108拍子です。これはJDSF競技規則に準拠しています。
ベーシックステップの練習をするときは遅くして踊ってみたりとすることもありますよ。
社交ダンスのルンバ曲を探す、調べる
では、気になった曲がルンバで使えるか調べます。
- 4/4拍子かをチェック
- 拍子が1、2、3、4と数えられるかチェック
- 1の音が毎回強くなるのが特徴です
- オンラインメトロノームで曲の拍子をチェック
- BPMをチェックするサイトにアクセス(筆者も利用しているので安全です)
- 画像のように下の数字が書かれているところで「4」をタップ(ルンバが4拍子のため)
- 曲を再生
- サイトの「スタート」ボタンを押す
- 「1,2,3,4」と拍子が取れる時に「テンポをタップ」をタップし続ける
- 数字の変動がなくなったら、下のような画像のようにその曲のBPMがわかる
- わかったBPMが100〜108内であればその曲はルンバに使える
ルンバは大人っぽく緩急を魅せる動きが特徴のダンス
早速、ルンバがどんなダンスかをみていただきましょう。世界No.1のダンサー、リカルドとユリアがルンバのショーダンスを行う動画です。
ルンバはラテンアメリカンダンスの中では静的な要素が強い、ゆったりしたダンスです。音楽はゆっくりとした4拍子で、心を打たれるような音楽が多いです。足先を摺るようにゆっくり動かして踊ることが特徴の一つです。
ゆっくりとした楽曲、初心者には入りやすいステップが多いので一番最初に教えられやすいステップになります。チャチャチャと並んで、ラテンでは人気の種目です。
レベルが上がると男女の恋模様を連想させ、男性は力強く、女性はしなやかでセクシーな動きなどが必要になってきます。また、アクロバティックな動きなども入ってきます。
ステップは簡単で本当に始めやすい種目です。さらに曲がゆっくりのため色々と考えながら踊りやすく初心者の方にはとてもおすすめです。
また、ルンバの由来ですが、
ルンバはキューバのアフリカ系住民から生まれたラテン音楽です。アフリカの神々にささげる黒人の宗教音楽から派生した郷土の娯楽音楽です。それがアメリカやヨーロッパに渡って社交ダンスとのルンバが生まれました。
当時は、リズムの1拍目から踊り始めるスクエアルンバと、2拍目から動き始めるキューバンルンバに分かれていましたが、1962年に英国教師協会が正式にキューバンルンバをルンバの基礎として採用したのをきっかけに、社交ダンスのルンバは暗黙のうちにキューバンルンバと認識されるようになりました。
参照元:玉村ダンススクール
といった、アフリカの踊りが社交ダンスと組み合わさってできた踊りのようです。このように社交ダンスの種目によってはサンバやパソドブレなど、各国の踊り、特徴を取り入れて今の形になっているものも多いです。
初心者向けに社交ダンスのルンバの特徴や面白さなどを詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください。
>>【初心者向け】社交ダンスルンバの特徴やステップ動画、面白さを解説
社交ダンスのルンバの曲まとめ
社交ダンスのルンバのおすすめ曲と再生リスト、ルンバがどのような種目か、ルンバの基本ステップを詳しく解説していきました。ラテンの中でもルンバは落ち着いた大人な雰囲気や男女の恋愛模様を描いた楽曲が多い種目です。
ステップの覚えやすさなどからラテンを最初に始める際にはとても入りやすい種目です。なので、たくさん楽曲を聞く機会があるからこそ、ご自身のお気に入りの楽曲を見つけられると踊るのがすごく楽しくなるのでおすすめです。
そんなルンバのおすすめの楽曲は以下の通りです。
- Just The Way You Are
- Thinking Out Loud
- A Whole New World
- Every Step
- Ain't That Just the Way
- The Ocean
- Unforgiven
- Stay With Me
- Rather Be
- You Raise Me Up
そしてそれをまとめた再生リストは下記の通りです。
また、「自分でもルンバの曲かどうかチェックしたい」と考える方向けにクイックステップの曲のチェック方法も紹介しました。ぜひ自分のお気に入りのクイックステップ曲を見つけてください。
他の種目のおすすめ曲や紹介をしている記事があります。ぜひチェックしてみてくださいね。
楽曲から好きになって社交ダンスにハマっていくということも全然ありますので、興味を持たれる楽曲に出会えましたら幸いです。
ルンバが好きと言ってくださる人が1人でも増えることを祈っております。
この記事を見て、ちょっと、「社交ダンスを踊ってみたいかも」と興味を持ったら、ぜひ始めてみましょう。東京や大阪で無料で体験レッスンができる教室を紹介しております。
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社交ダンスに興味がある方はこちら
また、ルンバを知って「もっと社交ダンスを知りたい」と思ったら是非下記の記事を読んでみてください。
社交ダンスを深く知りたい方はこちら
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