こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 髪上げの方向性を解説
- 美容室でカットして髪上げの準備をする
- 髪上げに必要な7個の道具を揃える
- 髪上げをする
- 髪を上げた後にやること
本記事の信頼性
ミクト(@mikuto_dance)
この記事を書いている私は、社交ダンス・競技ダンス歴13年です。
大学で社交ダンスにはまり、今も妻と一緒に大会に出場しています。社交ダンスは若い人でも楽しめる趣味としてもっと広めたくブログなどで発信しています。
競技会やパーティなどで社交ダンスのヘアセットをしたいとなっても、「近くにヘアセットをしてくれる美容室がないから難しい」や「自分が普段行ってる所でカットしたいな」、「髪上げした状態で動きたくない」など、色々な想いがあると思います。
そこで「自分で髪上げをしたい!」と思った男性初心者の方が、この記事を読むことで0から髪を上げて、最後髪上げを解くところまでがわかりますよ。
私がこれまで経験したことや悩んだことから、見ている方が理解いただけるように丁寧に解説していきます。
目次
社交ダンスの髪上げの方向性を解説【男性向け】
まず、髪上げで最終的には下のような髪型になることをイメージします。
初めての方だと……
と、思う方もいると思います。
髪型の方向性としては「すっきり」、「かっちり」させることです。前髪がビシッと上がり、サイドは刈り上がっています。襟足も綺麗に刈り上げていますね。「この方向性で髪上げをしていくんだ」ということを認識してもらえると嬉しいです。
プチ知識として、メガネを試合でつけるか悩むことがあるかと思います。結論はメガネはできれば外すか、コンタクトにすることをおすすめします。
理由は2つです。
メガネをつけない方がいい理由
- 表情が見えづらくなり、ジャッジが評価しづらいため
- ズレたり落としたりするので、踊りに集中しづらくなるため
評価や踊るという観点でメガネをかけるメリットが少ないので、外して臨みましょう。
美容室でカットして社交ダンスの髪上げの準備をする【男性向け】
まず、行くタイミングはできれば試合の前日がおすすめです。カットした後の伸びることを気にしなくていいからですね。
と思う方もいらっしゃると思います。
社交ダンスの髪上げ用のカットを美容師へ依頼するとき、4つのお願いをすることで実現してくれます。こちらご紹介しますね。
美容師に依頼する4つのお願い
- 実際に髪上げした写真のサンプルを見せる
- 髪型はツーブロック
- 襟足は刈り上げてもらう
- 前髪は眉にかかるくらいの長さは残す
それぞれを詳しく解説していきますね。
実際に髪上げした写真のサンプルを見せる
ゴールイメージを見せると美容師もカットする時のイメージを持ちやすく、どうカットしようかを想像できるので必須ですね。ぜひ下の写真を美容師にお見せください。実際に私が美容師に依頼するときはそうしていていますし、ちゃんと伝わっていましたよ。
髪型はツーブロック
美容師には「ツーブロックでお願いします。」と言ってもらって大丈夫です。私も毎回そうしていますね。ツーブロックにするとサイドは刈り上げになって上のような長さにできますよ。
刈り上げの長さは3〜5mmがおすすめです。おそらく、美容師に聞かれると思うので、そのように答えましょう。通常の生活でも横のボリュームが抑えられていいですよ。
この後紹介する動画では、サイドに髪がある状態で髪上げしている方が映っていますが、初心者の方はツーブロックにした方がいいですよ。理由は髪の流れや広がりを気にしなくていいので、セットがしやすいからです。
襟足は刈り上げてもらう
襟のラインを揃えます。上の写真のような感じにしてもらってください。上部に行くにつれてだんだん長くなるように調整してもらうといいですね。各種目で細かいやり方もありますが、最初にこれだけやれれば十分です。
前髪は眉にかかるくらい残す
髪を上げるとき上の写真のような「ひさし」と呼ばれる盛り上がりを作ります。これを作るためにはある程度の長さが必要です。目安としては前髪が眉にかかるくらいです。なので、美容師には「前髪が眉にかかるくらいで残して欲しい」と伝えてください。
いつも私はその注文でやっていますよ。
社交ダンスの髪上げに必要な道具7個の揃える
次に髪上げに必要な道具を揃えましょう。下記の7個の道具が髪上げで必要になります。洗濯ネット以外は女性でセットするものと同一です。
髪上げに必要となる7個の道具
- ヘアジェル(必須)
- ヘアスプレー(必須)
- ドライヤー(必須)
- くし(必須)
- 鏡(必須)
- ダッカール(推奨)
- 洗濯ネット(推奨)
「必須」と書いてある道具は、ないと髪上げ自体うまくいきません。「推奨」はあったほうがより綺麗に髪上げができますが、絶対必要ではないものです。それぞれを紹介していきますね。
ヘアジェル(必須)
ヘアジェルは髪上げの形の基礎を作るために使います。くしに塗って、髪をとかしながら使いますね。ドラッグストアやドンキホーテに売っているものでもいいですよ。おすすめジェルを紹介しますね。
ウルトラハードジェル
私が使ってるジェルがこちらです。
FTPパワーセットジェル
動画で紹介されているものはこちらですね。普通のジェルより硬いので、よりしっかり髪を整えることができます。
ヘアスプレー(必須)
ジェルで整えた髪をしっかり固定するために使用します。おすすめのスプレーは下の2つですね。
スパイキー
社交ダンサーは大体持っているスプレーですね。このスプレーで固めると基本崩れません。社交ダンスの髪上げをしてくれる美容室でも使われているスプレーです。スプレーはこの1本あれば十分ですよ。
1本売りだと高いなと思う方は、3本売りはいかがでしょう?パートナーや友達と分けることで安く抑えられますよ。
VO5
こちらも有名な商品です。VO5を使っている方もいます。
AmazonならVO5もセット売りがあり、そっちの方が安いです。よって、分けられるのであれば、セット購入がおすすめです。
ドライヤー(必須)
自然乾燥でも乾きますが、時間短縮のためにドライヤーは必要です。セットを行うので、できれば「弱風」と「強風」、どちらもを兼ね備えたドライヤーがいいですね。
セットするときは弱温風、ある程度乾いた後に一気に乾かすときに強温風でセットを終わらせます。
私たちが使っているのは、下のドライヤーですね。値段が3,000円くらいで高くない割に、「弱風」、「強風」、「冷風」、「ターボ付き」と機能豊富でセットしやすいからですね。普段使いでも十分な性能を発揮してくれますよ。
くし(必須)
分けるときや整える時に使うので下のようなくしがおすすめです。100均とかにもあるので、そこで調達してしまいましょう。
鏡(必須)
セットするときに必要です。人によっては洗面所の鏡を使って整える方もいます。私は座ってやりたいので鏡を購入しました。これも100均に売っているもので十分ですね。下のような立つタイプがいいですよ。
大会の会場でも髪を手直しするときに使えるので自立式がいいですね。
後ろまでこだわりたいという方は三面鏡がおすすめです。
ダッカール(推奨)
ダッカールとは髪留めですね。下のようなもので美容室でよく使われています。薄めの方がいいですが、これも100均にあるものでいいですね。
洗濯ネット(推奨)
洗濯ネットを使う理由は髪を丸い形状にしつつ、ドライヤーを当てるためです。ネットだと穴が空いているので、ドライヤーの風を通しつつ、ネットの重さなどで形状を整えられます。穴が荒めに空いていて、大きめの洗濯ネットがおすすめですよ。
イメージとしては下のようなものですね。
社交ダンス用の髪上げをする【男性向け】
道具が揃い、カットが終わったら髪上げですね。初めてやる方は1時間30分くらいをみましょう。失敗したり、うまくいかなかったりすることがあるためです。私も最初は苦戦したりしていたので、1時間30分はあったほうが安心です。
ちなみに慣れると早くて30分くらいでできます。ただ、失敗すると1時間くらいかかってしまうこともありますね。
では、髪上げするためのおすすめの動画はこちらです。選定理由は「プロのダンサーの方が丁寧にわかりやすく紹介している」かつ、「スタンダードラテンどちらも解説している」ためですね。
解説されているヘアセットのステップは6ステップです。
ヘアセット6ステップ
- 髪を乾かす
- 分け目を作る
- 短い方のブロックをセットする
- 長い方のブロックをセット(前髪を作る)する
- 後頭部をセットする
- スパイキーで仕上げ
こちらの動画とは異なり、サイドは刈り上げているので、3と4のときはサイドをあまり気にせず、前髪と上部を頑張ってセットしていきましょう。動画は10分強で終わっていますが、実際にやるともっとかかるので注意が必要です。
動画は0.75倍速くらいで再生すると初心者の方はついていきやすいですね。それでも難しければもっと速度を遅くしてやってみましょう。
髪を上げた後にやること
髪上げが終わり、最後髪上げを解くまでが髪上げのすべてです。髪上げ以降で気をつけるタイミングとやることを紹介しますね。2つあります。
髪上げ後に気をつけるタイミング2つ
- 大会会場にいるとき
- 帰宅して髪を解くとき
それぞれ解説していきますね。
大会会場にいるとき
大会会場には下記のアイテムを持っていくようにしましょう。
大会に持っていくヘアセットアイテム
- ヘアスプレー
- 鏡
- ジェル
- ドライヤー(可能であれば)
どんなにガチガチに固めても、自分であげた場合は結構な確率で崩れることがあります。汗で崩れたり、人とぶつかって崩れたりと要因は様々です。よって、髪上げしてOKではなく、忘れずに上記のアイテムを持っていきましょうね。
アイテムはヘアセットが崩れた時の補修のために使います。また、ドライヤーはコンセント使用がNGの場所もあるので、無理して持っていく必要はありません。
帰宅して髪を解くとき
私自身、初めて髪を解くときは悩みました。実際に社交ダンサーがどのようにして、固めた髪を解いているのか紹介しますね。
お風呂に入ってまず、「お湯に髪を濡らしてコンディショナーをつけて柔らかくなるまでほぐすこと」。
これをやります。いきなりシャンプーでゴシゴシでなく、先にお湯とコンディショナーの油分で固めた成分を柔らかくします。柔らかくなったら、シャンプーでジェルなど、髪についたものを綺麗に流します。
そうすることで、ガッチガチに固まった髪もほぐすことができますよ。プロの方々もやっているやり方なので、ぜひやってみてください。
社交ダンス用の髪上げ【男性向け】まとめ
社交ダンスの髪上げ男性向けのやり方をカットするところから紹介してまいりました。初心者の方だとわからないところばかりだと思いますし、やってみて失敗もあると思います。何度もトライしてみて、理想の髪上げを習得してください。
「とはいえ、自分であげるよりプロに上げてもらった方がいい」と思う方向けに関東県内で髪上げをしてくれるおすすめの美容室、理容室を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
また、社交ダンスのトップで活躍している人たちを紹介しています。トップの勝てる髪型をぜひチェックしてみてください。
その他、社交ダンスを上達するためのコツを紹介しています。こちらもチェックしてみてください。
練習する時には練習着やシューズの購入を検討していたら、下記の記事にて紹介しています。初心者の方におすすめの練習着やシューズを紹介しています。