社交ダンスの大会・ルールまとめ!初心者でも出られる大会も解説!

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大会を知りたい・出場したい 社交ダンスを始めた人向け

社交ダンスの大会・ルールまとめ!初心者でも出られる大会も解説!

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社交ダンス初心者
社交ダンスの大会ってどんなルールなの?社交ダンスA級とかB級って何?

こういった疑問にお答えします。

本記事のテーマ

  • 社交ダンスの大会の流れやルールを解説
  • 社交ダンスの大会の種類
  • クラス(持ち級)の解説
  • 社交ダンス初心者が出られる大会

この記事の信頼性

ミクト
ミクトです。
大学の競技ダンス部で社交ダンスに出会って13年の32歳の社交ダンサーです。現在はJBDFアマチュアスタンダードB級、ラテンB級で実際に競技会などにも出場しています

社交ダンスの大会の流れやルールを解説

社交ダンスの大会の流れやルールを解説

社交ダンスの技術を競う大会がどのような流れ、ルールで行われているかを紹介していきます。

大会の流れ

出場するカップルをステージ上で踊れる数に分けてグループにされます。そして最初に分けたグループ毎にダンスを披露し、周りにいる評価者(ジャッジ)がそれぞれのダンスのうまさを評価します。

1つの予選の評価が終わると予選の結果が出ます。結果がダンスの予選毎に決まる「次の予選に上がるための基準点」をクリアできていれば次に進めます。準決勝が終わるまでこれを繰り返します。

準決勝が終わり決勝で踊る時も同様にジャッジが評価をします。決勝では踊るカップル同士を見て比較して、順位をつけます。全ジャッジの評価を総合的に判断して順位がつけられて優勝者が決まるという流れで進みます。

ルール

社交ダンスの大会におけるルールを紹介していきます。

  • 評価者(ジャッジ)の数は奇数の人数で調整
  • 1回に踊る時間は1分15秒〜1分30秒
  • 予選毎に次の予選に進めるカップル数は半分(ただし、大会の出場組数や大会で予定されている予選の数によって変わります)
  • 決勝と準決勝へ進むカップルの数は決まっている
    • 準決勝:12カップル
    • 決勝:6カップル
  • 1つの予選で踊る種類は出場クラスで変わる(最大5曲)

評価の方法

まず、社交ダンスの点数のつけ方は少し特殊です。フィギュアとは大きく異なります。技術点はないですし、表現点というのもありません。基本的には一緒に踊っている人たちと比較してどっちの方がうまく踊れるかを見て評価していきます。

次に評価の仕組みが予選と決勝で異なります。図を使って解説していきます。

・チェック方式(予選〜準決勝)

下の図はチェック表といって、次の予選に進める人、落ちてしまった人を知らせる表です。

表のように審査員が選手を見て各種目で良いと思った選手に対してチェックを入れていきます。全種目が終わった後に特定の点数以上を獲得できた選手に「P」マークをつけて次の予選に進めることを伝えます。

チェック方式1

出典:EJBDF

・順位方式(決勝)

決勝を踊ったらまず、⑤のように各種目毎にジャッジの順位を並べます。⑥ではスケーティングという手法を用いて順位づけをしていきます。スケーティングでは⑤の順位を小さい順に並び替え、真ん中に来る順位を見ます。その順位他のカップルと比較し、小さい順からチェックして順位づけを行います。

ここで同点になることもあるのでさらに次の場所を見て順位づけをします。さらに詳しく【外部サイト】JDSFが解説しているので、興味があればご覧ください。

スケーティング1

出典:EJBDF

各種目の順位を出したら⑦のように各種目の各選手の順位を並べます。⑧のように並べた順位をたして各カップルと比較して小さい数から1位と順位づけしていきます。ここも同点になった時の解説が【外部サイト】JDSFに記載されているのでチェックしてください。

スケーティング2

出典:EJBDF

といった形で大会が行われて評価が決まって表彰されるという流れになります。

社交ダンスの大会の種類

社交ダンスの大会の種類

続いて、社交ダンスの大会の種類をご紹介します。「社交ダンスの大会」といっても様々なものがあります。大会の違いによって出場する人たちが変わります。

選手権大会

レベルが高い大会になります。クラスでいうとA級選手を筆頭に多くの競技選手が出てくる大会になります。プロフェッショナルとアマチュアで区分は違いますが、それぞれ、レベルの高い人たちが来る大会です。

とりあえずレベルが高い大会に出たい、見たいという思いがあれば選手権と名のつく大会に行くと良いです。

クラス戦

クラスでいうとB級以下の人たちが出場する大会です。自身のクラスに応じて出られる大会が変わってきます。C級であれば、D級の大会にはでられません。と、いったようにクラスという基準に応じて出場者を制限している大会になります。

このクラス戦もプロフェッショナルとアマチュアで分けて実施をしています。

アマチュア・プロミックス競技会

社交ダンスで特定の方とパートナーを組んでいない人や先生と試合に出場したいと思う方が出場される大会です。具体的にはご自身が習っている先生と一緒に大会へ出場します。大会ではちゃんと評価されて順位まで決まります。

区分としては、社交ダンスの年数や年齢で分けられます。

サークル競技会

アマチュアでサークルに所属している人たちが出場する大会です。出場規定も厳しくなく、アマチュアであれば誰でも参加が可能な大会です。社交ダンスを始めた年数で分けられて出場することになります。

クラス(持ち級)の解説

クラス(持ち級)の解説

前の「社交ダンスの大会の種類」でも出てきたクラスについて解説していきます。大会の種類では「選手権大会」と「クラス戦」で必要になるものです。

まず、前提として「クラス」には「数字級」と「英字級」とあります。数字級と英字級を比較すると英字級の方が上のクラスになります。また、数字級はJDSFという団体特有の級のため、他の団体に行くと数字級はありません。

よって、全部の団体に共通する英字級を解説していきます。

クラス解説

図を見ていただくとおり、A級が一番上です。その後、B級、C級と下がっていきます。場合によってはE級やF級もあります。ただ、ここではAが上位級でB以降低くなっていくということを覚えてください。

そして、社交ダンスのランクを手に入れるためにまず、N級戦(ノービス戦)に出場する必要があります。ノービス戦は社交ダンスのランクを持っていない人たちが出場する大会です。ノービス戦で結果を残せばクラスがもらえます。

その後はクラス戦に出場して、自身のランクを上げていけるよう頑張ります。自分のランクを上げて行くためには大会で決勝に入るなど特定の結果を残した際に上がれます。

例えば、D級→C級に上がるためにはD級の大会に出場して決勝に入る必要があります。決勝に入ることができればC級に上がる条件を満たし、C級になれます。上がる条件は団体によって規定が異なります。

また、社会人サークルの大会にはクラスの規定はないのでご注意ください。

社交ダンス初心者が出られる大会

社交ダンス初心者が出られる大会

それでは、社交ダンス初心者が出場できそうな大会をご紹介していきます。出場可能な大会は3つあります。出場ハードルが一番低いものから並べていくと

  1. アマチュア・プロミックス競技会
  2. サークル競技会
  3. アマチュアノービス大会

となります。理由について解説します。

アマチュア・プロミックス競技会

一番出やすい理由は

  • 相手を見つけなくていい
  • ダンスを先生が導いてくれる

ためです。よって、少しでも競技会に興味がある場合アマチュア・プロミックス競技会はおすすめです。先生に相談してOKであればすぐ出場が確定できます。また、先生が導いてくれるので多少ステップに不安があっても問題なく踊れることが良いところです。

サークル競技会

出場しづらい理由は相手を見つける必要があるからです。サークル、もしくは社交ダンス教室内で組む相手を見つけることで出場ができます。ただ、初対面の人に声をかけづらいということもあるので、組めそうなところから声をかけましょう。

あとは、何を踊るかを決める必要があります。どのようなステップを踊るかについてを二人で話し合って決める必要があります。踊るステップを決めるには2つの方法があります。

  • 社交ダンス教室の先生から教えてもらう
  • YouTube動画をみてステップを覚える

教室の先生に教えてもらう方が自分にあったステップを教えてもらえるのでおすすめです。多少お金がかかるのがデメリットです。YouTube動画はお金がかからないですが、覚えるのにかなりの時間が必要です。

ただ、大会ごとに踊る相手を変えても問題ないので気軽に出場しやすいです。また、初心者だけの区分があるので、そこに出ることで結果を残すこともできます。

アマチュアノービス大会

初心者が出られる大会の中でも一番難しい理由は特定の人と組む必要があるからです。特定の1人と練習パートナーを組んで踊って行くことは最初、ハードルが高いと思います。それにがっつりと競技という人がたくさんいるわけではないので難しい部分もあります。

しかし、特定の人と組んでしっかり練習することで、二人の息があったいい踊りが作れるというのは事実です。息の合った踊りで成長して行くと、大きな大会で勝てます。大きな大会で勝てると大きな喜びを得られます、すると結果を残せた自分に対して自信が持てます。

自分に自信が持てると仕事や他のプライベートにも良い影響を与えてくれます。よって、組むのは難しいですが、アマチュアノービス大会に出場するためにパートナー2人3脚で成長して結果を出しに行く過程はとても充実した時間を過ごせます。

まとめ

まとめ

社交ダンスの大会の流れ、ルールを説明してまいりました。

社交ダンスの大会は社交ダンスをする人たちにとって社交ダンスを楽しむ一つの目標です。社交ダンスをしている人たちはとても少ないです。それに年配の人たちが多い趣味です。

なので、逆を考えると実はとても結果が出やすい趣味です。自分もそうだったのですが、頑張ったら頑張った分だけ結果が出て楽しくなります。それに自分に自信が持てて他の部分に良い影響が出ます。さらに自信を持って発言や行動ができるようになります。

これまでの人生でなかなか競技で勝つという経験は少なかったと思います。しかし、社交ダンスは20代・30代から始めれば優勝する体験なども全然可能な趣味です。結果が出ると楽しく、自信にもつながるぜひ始めてみましょう。

まずは無料体験がある社交ダンス教室から始めてみることをおすすめします。

そして、教室に通った後は練習ウェアを着こなしてかっこいい、おしゃれな自分を作っていきましょう。

シューズについておすすめのシューズや選び方を紹介しています。シューズは社交ダンスの命なのでぜひ自身の靴に合うシューズを見つけましょう。

また、まだ色々と社交ダンスのことを知りたいと思ったら下記の記事をみてください。社交ダンスの種類の説明などがあります。

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